IIJmioと日本通信の2社比較!料金だけで選ぶとマズイ理由

基礎知識

格安SIMのIIJmio・日本通信それぞれコスパの良さで知られてますが、この2社で選ぶ場合に迷うかもしれません。

それぞれ料金面であったり、機能面であったりと良い部分があるので選びづらいと思うんです。
アイ
アイ

日本通信の290円はワンコインでお釣りがくるから

コッチのがよさそうだよね!

右近
右近

どう使うか?によるかな!

結論

IIJmioが向く方 スマホを安く買いたい・家族で複数回線利用・毎月使う量にバラつきがある
日本通信が向く方 通話頻度が高い・高音質通話が必要・月に1ギガも使わない
ザックリとですが、このような基準で考えると選びやすいんじゃないかな?と思います。

この記事でわかること

  • アナタの使い方次第でどちらの会社が良いのか?がわかる
  • IIJmio・日本通信の詳しい基本料や通話料
  • 値段だけで選ばない方がいい理由
  • 補足

    ※今回の比較で「b-mobile」は比較対象には入れてません
    ※IIJmioの30・40・50ギガプランは2024年3月から開始のプランです

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    IIJmioと日本通信の料金面比較

    IIJmioと日本通信の毎月の料金プランを比べると「値段だけ」で考えるならば日本通信の方がコスパは最強といえます。

    IIJmio 日本通信
    1ギガ × 290円
    2ギガ 850円 ×
    5ギガ 990円 ×
    10ギガ 1,500円

    1,390円

    ※1回5分の定額通話または

    毎月70分の通話料が無料のどちらかを選べる

    15ギガ 1,800円 ×
    20ギガ 2,000円 ×
    30ギガ 2,700円

    2,178円

    ※1回5分の定額通話または

    毎月70分の通話料が無料のどちらかを選べる

    40ギガ 3,300円

    ×

    50ギガ 3,900円

    ×

    ミオ
    ミオ

    じゃあ日本通信を使う人のが圧倒的に多いんだろうな?

    右近
    右近

    いや、そうでもないんだ!

    毎月の「プランだけ」で考えるならば、 日本通信の方が安い・更に10ギガ以上のプランは定額通話まで込み なのでコスト面では良いのは事実。
    ただ、料金面で比較した場合は、使う人のユーザー像がかなり異なるといえるんです。

  • IIJmio
  • 家族で複数回線を使う人/または一人で複数デバイス使う人向け

  • 日本通信
  • 一人利用または通話がメインの人向け

    という像が浮かび上がります。

    IIJは繰越&シェア機能対応・日本通信は音質重視

    IIJmio 日本通信
    データシェア 最大10回線でシェアできる 不可
    データ繰越 使い切れない分は翌月末まで繰越可能 不可

    IIJmioはシェア機能に対応

    ミオ
    ミオ

    シェアってそもそもなんだ?

    右近
    右近

    家族や一人で複数端末がある場合にデータを共有できる機能のこと!

    データシェアとは?

  • タイプ1:一つの料金プランの「データ量」を複数の回線で分け合う
  • タイプ2:家族や複数ある回線それぞれ好きなプランを契約し、その合計量を分け合う
  • ※IIJmioはタイプ2

    IIJmioと日本通信は複数回線持つ場合、IIJmioは契約者IDが同じであれば 最大10回線の間でシェア できるけれど、日本通信は不可。
    IIJmioのmioIDとは?使う場面やお得な使い方を解説
    IIJmioのHPを見てるとでてくるmioIDとは何か疑問に思ったことありませんか? mioIDの説明をさらっとHP上でされてるかもしれませんが、実際は使う場面も多いですしかなり重要なもの。 今回はそんなmioIDとは何か?やmioIDの使い方を知ることでよりIIJmioをお得に使える方法等もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
    mioIDで複数SIMを申し込む方法を図解入りで解説!
    IIJmioでは一人の契約者に対してmioIDが発行されます。 そのmioIDで2回線目以降の複数SIMの申し込み方法のやり方はイマイチ分かりづらくないですか? 今回は一つのmioIDで複数2回線目以降の回線を申しこむ方法を画像入りで解説してますので是非参考にしてみてくださいね。
    たとえば:家族で4回線持つとした場合

    IIJmioだとそれぞれの回線が2・5・10・15・20ギガの中から選び、合計量を分ける

    10ギガプラン 合計29ギガを4人で共有して使う
    15ギガプラン
    2ギガプラン
    息子 2ギガプラン
    使い切れない分は翌月の末まで使える

    日本通信だとそれぞれの回線が1・10・30ギガの中から選び、その回線だけで完結

    30ギガプラン 父が30ギガ使える
    10ギガプラン 母が10ギガ使える
    1ギガプラン 娘が1ギガ使える
    息子 1ギガプラン 息子が1ギガ使える
    使い切れないデータがあっても翌月まで繰り越せない

    IIJmioは家族間でデータ量を共有して使えますし、使い切れない分は翌月まで使えます。

    対して日本通信はそれぞれの回線だけで完結しますし、使い切れない分があっても翌月繰り越しはナシ。

    結論としては

  • 家族それぞれの回線が全く使わないご家庭なら日本通信のがトク
  • 家族それぞれの回線が使う量にバラつきがあるならIIJmioのがトク
  • というように私は思いますよ。

    • 日本通信
    家族それぞれ使わない場合はトク 家族それぞれの回線が1ギガしか使わない

    →290円×4回線で1,160円

    データ量を多く使う想定の場合 父(10ギガ1,390円)

    母(10ギガ1,390円)

    娘(1ギガ290円)

    息子(1ギガ290円)

    家族4人で3,360円だが、使い切れない分があってもその月で消えるし、他の回線へデータ量を分けられない

    使い切れない場合はムダになるし・仮に使う回線があっても1ギガ220円で買う必要があるので勿体ない

    アイ
    アイ

    毎月同じ量を使えるならいいのか~

    右近
    右近

    そうだね、ただ使えない状況ってのもあるでしょ?

    そんな時には勿体ないよね!

    • IIJmio
    家族それぞれ使わない場合は損 家族それぞれの回線が1ギガしか使わない

    →850円×4回線で3,400円で損

    データ量を多く使う想定の場合 父(5ギガ990円)

    母(5ギガ990円)

    娘(5ギガ990円)

    息子(5ギガ990円)

    家族4名で3,960円で日本通信より多少お高めだが、仮に息子が使い過ぎて両親が使う量が少なくてもバランスよく使える

    それぞれの回線のプランは月に1回は変更できるので、家族で使う量を柔軟に調整ができる

    IIJmioはデータ繰越に対応


    まず両社それぞれかなり異なり、IIJmioは毎月契約したデータ量を使い切れない時には「翌月末に繰越」できますが、日本通信ができません。

    例えば10ギガプランを契約していて、2ギガ使い切れなかった場合 IIJmioなら2ギガは翌月末まで使える・日本通信はその月で消滅という違い があります。
    というのも日本通信の場合は1・10・30ギガの3択ですが、それぞれのプランのデータ量を超過した場合には予め決めたデータ量を追加という形をとります。
    アイ
    アイ

    データ量を超過?

    右近
    右近

    例えば1ギガプランのデータ量を使い切った時に

    決めたデータ量までは1ギガ220円で加算するように設定するんだ!

    • 日本通信
    日本通信のプラン(1・10・30ギガ)は、それぞれのプランを使い切ると「通信速度が遅く」なり、テキストベースでの利用が適した速度になります。
    日本通信は予め決めたデータ量まで上限を決めておけば、 毎月のデータ量を超過しても上限までは1ギガ220円加算で上がっていく方式。 

  • 1ギガプラン(290円)なら最大100ギガまで追加購入可
  • 10ギガプラン(1,390円)なら最大30ギガまで購入可
  • 30ギガプラン(2,178円)なら最大50ギガまで購入可
  • ※それぞれ1ギガ220円で加算

    • IIJmio

    IIJmioのプラン(2・5・10・15・20ギガ)も同様にそれぞれのプランのデータ量を使い切ると通信速度が遅くなります。

    ただ、IIJmioはデータ超を超過した場合でも自分でデータを購入(1ギガ220円と日本通信と同じ)する必要がありますがIIJmioにはデータ量超過時にちょっと特殊な機能が備わってるんです。

    IIJmioの便利機能/タップして開く
    IIJmioは

  • データ量を使い切った時
  • 自分で通信速度を高速→低速へ切り替えた時
  • に発動する「バースト転送」機能が備わってます。

    バースト転送とは?

    データ量を消費せずに、通信の初めだけは「高速」で通信をしてくれる仕組みのこと。

    このようにデータ超過時に、日本通信ではデータ超超過時には速度が遅くなるので1ギガ220円で追加購入することで速度が上がりますが、IIJmioの場合はバースト転送のおかげで速いという特徴があるんです。

    ミオ
    ミオ

    IIJなら使い切ってもバースト転送で全て解決できるな?

    右近
    右近

    残念ながらそう都合はよくないよ!

    IIJmioの3日制限とは?予想外の速度規制で使い物にならない?
    IIJmioでは通信速度が一定量使うと遅くなりますが、一般的な格安SIMの速度低下と同じものと別物があるわけです。 通常の速度低下はあまり気にする必要はありませんが、IIJを使う上で特に知っておきたいのは「低速通信の状態」で3日で366MB以上のデータ量を使った場合。 この規制にかかると正直使いものになりませんので、IIJを使うなら低速時の使い方には十分注意して使う必要があります。
    IIJmioの低速モード!3日で366MBはどのくらいのデータ量?
    IIJmioでは通信速度を使い終えた時または毎月のギガ(データ量の事)を使い終えた時に速度が300Kbpsに落ちます。 低速状態となるとデータ量の消費はなくなる半面、使い放題という訳ではありません。 3日で366MB以上のデータ量を使うとより厳しい通信規制がされるというもの。 なので今回YouTubeを再生したらどの位使用したら、3日で366MB以上になるのか計測してみました。
    あくまでこのバースト転送はサブ的な用途に使うに留めるようにするといいでしょう。

  • メール送受信
  • テキストベースのサイトを閲覧
  • データ消費の少ない用途
  • 等には向きます。

    反対に、「データ超過時・低速にした状態」でデータ消費の多い用途に使ってしまうと、3日で366MB以上のデータ量を使った場合にとても厳しい規制に引っかかってしまいます。
    あくまでバースト転送はオマケ程度に考えておくと良いでしょう。

    参考:3日で366MB以上使った場合の解除

  • 高速通信できるデータ量があれば高速通信に切り替える
  • または直近3日で366MB以下になる使い方をする
  • ことで、元に戻ります。

    通話料で比較


    IIJmio・日本通信の通話料の部分で比較をしてみたいと思いますが、通常の通話料はそれぞれ「30秒11円」と同じ。

    通常の通話料に関しては変わりありませんが、通話関連ではそれぞれ次のような特徴があります。

    IIJmio 日本通信
    家族同士の通話料が11円→8.8円へ下がる 通話品質が大手キャリアと同等で高音質
    10・30ギガプランは基本料の中に「1回5分の定額通話または月に70分」の通話料が込み
    アイ
    アイ

    電話を使う頻度が高いなら日本通信のが良さそう

    右近
    右近

    そうだね、10ギガ以上のプランなら基本料の通話料が入ってるからね!

    通話関連に関しては、日本通信の10ギガ以上なら通話料がパックされていたり、品質が高音質であったりと優位なのは確か。
    とはいえ、IIJmioが品質が悪いか?というと実際に使ってる身からすると、、、 通常の通話なら相手の声も聞き取れるので問題はないレベル だと使っていて感じます。
    IIJmioの場合は基本料に通話料がパックされてませんが、通話時間が長い場合には勿論定額通話OPも用意されてるのでご安心を。

    IIJmio・日本通信の定額料金

    IIJmio 日本通信
    5分定額 500円 10ギガ・30ギガプランは基本料で利用可

    ※1ギガプランは対象外

    10分定額 700円 ×
    かけ放題 1,400円 1ギガ・10ギガプランは+1,600円で利用可

    30ギガプランは+1,200円で利用可

    月に70分無料 × 10・30ギガプランは基本料で利用可

    ※1ギガプランで70分パック利用の場合は+700円

    で?通話関連ではどっちがいいの?

    10分定額はIIJmioのみ、70分のパック通話込みは日本通信のみ。となると両社同じ定額制の【5分定額・話し放題】で比較すると次のようになります。

  • 5分定額:30ギガまでは日本通信が優位・40ギガ以上はIIJmioが優位
  • 話し放題:15ギガまではあまり変わらない・30ギガは日本通信が優位・40ギガ以上はIIJmioが優位< /li>
  • 5分定額 話し放題
    2ギガ IIJmio:1,350円 IIJmio:2,250円
    日本通信:1,390円

    ※10ギガプランでカバー可

    日本通信:2,110円

    ※1ギガプラン+220円に1,600円加算

    5ギガ IIJmio:1,490円 IIJmio:2,390円
    日本通信:1,390円

    ※10ギガプランでカバー可

    日本通信:2,770円

    ※1ギガプラン+4ギガ分(880円)+1,600円加算

    10ギガ IIJmio:2,000円 IIJmio:2,900円
    日本通信:1,390円 日本通信:2,990円
    15ギガ IIJmio:2,300円 IIJmio:3,200円
    日本通信:2,178円

    ※30ギガプランでカバー可

    日本通信:3,378円

    ※30ギガプラン+1,200円加算

    20ギガ IIJmio:2,500円 IIJmio:3,400円
    日本通信:2,178円

    ※30ギガプランでカバー可

    日本通信:3,378円

    ※30ギガプラン+1,200円加算

    30ギガ IIJmio:3,200円 IIJmio:4,100円
    日本通信:2,178円 日本通信:3,378円
    40ギガ IIJmio:3,800円 IIJmio:4,700円
    日本通信:4,378円

    ※30ギガプラン+10ギガ分2,200円加算

    日本通信:5,578円

    ※30ギガプラン+1,200円+10ギガ分2,200円加算

    50ギガ IIJmio:4,400円 IIJmio:5,300円
    日本通信:6,578円

    ※30ギガプラン+20ギガ分4,400円加算

    日本通信:7,778円

    ※30ギガプラン+1,200円+20ギガ分4,400円加算

    補足:IIJmioの30・40・50ギガプランは2024年3月1日に登場するプランを元に計算

    初期費用の比較

    IIJmio・日本通信それぞれ契約時に1回初期費用がかかりますが、契約時の初期費用は次の通り。

    IIJmio 日本通信
    初期費用 3,300円 3,300円
    SIMカード発行料 220円~446円

    この初期費用は1回線ずつかかるものなので、仮に家族4人だと4回線分の値段がかかる計算。

    アイ
    アイ

    ざっと12,000円か~!

    右近
    右近

    最初だけとはいえ、やや高めだよね。

    この初期費用を少しでも軽くする方法の一つとして、両社それぞれ「スターターパック」を利用すると多少安くすることができます。
    スターターパック

     Amazonなどで売られてる初期費用が安くなるパッケージ (大体3,000円ちょっとで売られてることが多い)
    スターターパックをAmazonなどで事前に購入してから格安SIMに申し込むと、初期費用を300円程安くすることが可能。

    ただ、注意したいのがIIJmioのように頻繁にお得なキャンペーンを展開する会社の場合、スターターパックを使って申し込みをした場合キャンペーンを利用できなくなる可能性が高いということ。
    • 参考:IIJmioのキャンペーン(過去に行われたキャンペーン)
  • 初期費用半額キャンペーン
  • 初期費用1円キャンペーン
  • スマホ端末価格が110円~
  • IIJmioは頻繁に初期費用割引・基本料半年間割引など、乗り換え時にかかる負担を軽くするキャンペーンが行われてる時は、スターターパックよりもお得に申し込むことができます。

    購入可能なスマホで比較


    結論からお伝えすると次の通り。

  • IIJmio:Android・iPhone・ノートPCやタブレット・周辺機器など80種類ほど購入できる
  • 日本通信:日本通信では端末販売なし
  • ミオ
    ミオ

    IIJではなんでノートPCやタブレットまで売ってるんだ?

    右近
    右近

    IIJの場合は電話できるSIMの他に、PC用に使えるSIMも売られていたりするからだよ!

    特に他社から乗り換えの時にスマホやPCも同時に揃えたい、という場合にはIIJmioのラインナップの豊富さは他社より抜きんでてます。
    また、IIJmioの場合iPhoneも売られてますが、IIJmioでiPhoneを購入する場合は基本は中古の「未使用品・美品」というカテゴリーから選ぶことになります。
    新品でないとダメという方は向きませんが、 少しでもコストを抑えたい方にはお得に購入することが可能。 

    日本通信でスマホを買う場合はどうなる?

    日本通信のHPではスマホの販売がされてませんので、次のような場所で購入することになります。

  • 家電量販店
  • Amazonなどのネットショップ
  • AppleStore
  • ただ、注意したいのが【格安SIMのHP以外から購入する場合は、事前に「動作確認」の項目は調べておく】ということ。

    動作確認とは?

    市場で販売されてるスマホに、自社のSIMを入れて電波をスマホが電波をキャッチできるか?テストした結果のこと

    IIJmioも上記のように、量販店などでも購入できますが、事前に動作確認の項目は調べておきましょう。
    アイ
    アイ

    じゃあIIJmioのようにIIJmioの公式ページから買う場合も調べるの?

    右近
    右近

    いや、格安SIMのHPで売られてるスマホは全て動作確認をパスした端末だから不要だよ!

    自分で動作確認の項目を調べるのが面倒だとか、乗り換え時にスマホを安く買いたい方はIIJmioのが品揃えも豊富ですし、乗り換え時に安くなるので良いかもしれません。

    機能面での比較


    次はIIJmioと日本通信の機能面で比べてみたいと思いますが、比べる項目は以下の通り。

    IIJmio 日本通信
    節約モード あり なし
    バースト転送 あり なし
    データ繰越 あり なし
    SIMの種類 音声SIM・SMS付きSIM・データSIM 音声SIM
    回線の種類 ドコモ・au ドコモ
    ミオ
    ミオ

    節約モード?バースト、、、初耳だな

    右近
    右近

    詳しく説明するよ!

    節約モード

    IIJmio・日本通信ともに月初めに契約したデータ量が付与されます。

    • データ量が消費される時
  • スマホで検索したとき
  • 地図アプリ利用時
  • YouTubeを見る時
  • SMSでメッセージ送信したとき
  • など電話以外の用途利用時でアプリ利用する時にデータ消費

    基本は、電話以外の用途利用時にはデータ消費されていきます。

    データ消費を抑えたい時に重宝

    IIJmioには「節約モード」というデータ消費がゼロになる機能が備わってます。

    節約モードとは?IIJmio提供のアプリで「高速⇔低速通信」の切替ができる機能のこと。

  • 高速通信:通信速度は速いがデータ消費をするモード
  • 低速通信:通信速度が遅いがデータ消費をしなくなるモード
  • 日本通信には節約モードはありませんが、IIJmioには節約モードが搭載されてます。
    アイ
    アイ

    節約?データ量を節約できるのかな?

    右近
    右近

    そう!

    通信速度は遅くなるけど、データ消費しないモードのことなんだ!

    来月は出張や旅行で、旅先でデータ量を使うかもしれないから今月は データ量を温存させておきたい時などに役立つ機能のひとつ。 

    バースト転送


    バースト転送とは

  • 毎月のデータ量を使い切った時
  • 節約モードで低速通信にした時
  • この条件下で機能するもので、「データ消費ゼロ」で通信の初めだけは高速通信をしてくれる機能のこと。

    格安SIMに限らず、大手でも同様ですが月のデータ量を使い切ると速度が落ちますが、落ちる速度は大体3段階。

    1Mbps:YouTubeを低画質で観られるレベル
    300Kbps:テキストメッセージの用途
    200Kbps:300Kbpsよりやや遅い

    とザックリ分類ですが分けるとこんな感じ。

    格安SIMの多くは(プランによっても異なります)300Kbpsや200Kbpsの速度ですが、正直300Kbpsは「遅い」です。

    この300・200Kbpsの時に発動するのがバースト転送で、遅くなった時のストレスが結構緩和されます。

    ミオ
    ミオ

    バースト転送なくても十分使えるべ?

    右近
    右近

    使えるけど、体感速度は別物だと思うけどな!

    データ繰越

    これもIIJmioのが使いやすい機能の一つ。

    毎月付与されたデータ量を0まで使い切れれば問題はありません。
    ミオ
    ミオ

    毎月0になるまで使い切るぞ!

    右近
    右近

    全ての人が同じではないでしょ?

    日本通信の場合、もしデータ量を使い切れなかった場合でも「その月の月末で消滅」してしまいます。
    仮に仕事が多忙だとか、家族行事で使う機会がない時でも使えないデータ量が消滅してしまい無駄が多い。
    その点 IIJmioの場合はその月に使い切れないデータ量は翌月末まで繰り越せますので無駄のない使い方が可能です。 

    SIMの種類

    IIJmio 日本通信
    音声SIM:電話+SMS+ネットができる
    SMS付きSIM:SMS+ネットができる ×
    データSIM:ネットができる ×
    音声eSIM:電話+SMS+ネットができる
    データeSIM:ネットができる ×
    参考:今回の比較でb-mobileは比較対象には入れてません

    IIJmioと日本通信のSIMの種類で比べた場合、IIJmioはSMS付きSIMやデータSIMの提供があるのが選択肢の幅を広げます。

    音声SIM以外の活用用途

    IIJmioはHPでスマホの他に、ノートPCやタブレットも販売しているとお伝えしました。

    ノートPCやタブレットを外出先で使いたい、そんな時の用途に「データSIM」が重宝します。
    アイ
    アイ

    音声SIMでも大丈夫なんでしょ?

    右近
    右近

    大丈夫だけどPCで音声通話はしないでしょ?

    • こんな使い方ができる

    データSIM:ノートPCやタブレットを外出先で使う
    SMS付きSIM:スマホのサブ回線用途で通話機能は不要だがSMSの認証用に電話番号が必要な時に活用可

    とはいえ、既存のスマホ回線とノートPC用に契約したデータSIMのデータ量がバラバラで困るとこともIIJmioの場合はありません。

    IIJmioの場合、契約者IDが同じでさえあれば「最大10回線」の間(音声SIMは上限が5回線)でデータ量を共有して使うとができるのでバランスよく使えます。

    回線の種類

    格安SIMは大手キャリアの回線をレンタルしてますが、借りてる先は格安SIMによって異なります。

    • ドコモから借りてる会社
    • auから借りてる会社
    • ドコモ/au/ソフトバンクから借りてる会社

    と各社異なるもの。

    そして格安SIMを運用する上で覚えておいて頂きたいことは大手キャリアで通信障害が起こったら格安SIMも影響を受けるということ。
    ミオ
    ミオ

    通信障害って言ってもネットだけだべ?使えないのは!

    右近
    右近

    甘い!

    通話からネット電波を発信するもの全て使えなくなるよ。

    • 通信障害の影響

    仮に:ドコモで通信障害が発生すれば「ドコモの回線をレンタルする格安SIM」では復旧まで使えない
    ※ドコモ回線以外のau回線やソフトバンク回線は使える

    単純に1つの回線のみ契約している場合、仮にその回線で通信障害が起こればスマホがただの板になる瞬間でもあります。

    最近では通信障害対策として「2つの回線」を契約して、それぞれの回線をドコモ・au等と分けて使って事前に対策をする使い方もメジャーになりつつあります。
    その点IIJmioのように2回線提供中の会社であれば、2回線分の料金はかかりますが 通信障害対策もできる・2つの番号を持てるので「仕事とプライベート用」の運用という使い方 をすることができます。

    \2回線運用で通信障害対策ができる/


    ミオ
    ミオ

    IIJで2回線だと850円×2で1,700円だけど、

    日本通信の290円とpovoの組み合わせのが安いぞ?

    右近
    右近

    確かに日本通信×povoのが安いね!

    スマホ2回線運用で考えた場合、IIJmio2回線よりも日本通信×povoの運用のが安いです。

    IIJmio2回線運用のが良い場合 2回線の間でデータ量を共有したい

    または家族の他の回線とデータ量を共有したい人向け

    日本通信×povo運用のが良い場合 毎月にコストを兎に角抑えたい人向け

    ※但しpovoは一定期間にオプションをトッピングする手間がかかる

    コスト面で考えたら日本通信とpovo運用のが安く済みますが、「家族内でデータ量を共有」したい場合にはIIJmioを2回線運用の方が良いですので必要に応じて選ぶと良いでしょう。

    \コストを徹底削減するなら日本通信が安い/


    サポート体制比較

    IIJmio 日本通信
    AIチャットによるサポート
    メール対応でのサポート
    電話でのサポート 0570-09-4400 03-6633-2063
    SNSサポート IIJmio公式ツイッター ×

    両社のサポート体制を比べると、IIJmioのが選択肢が多いです。

    ただ、 基本は「オンラインサポート」になる という点。これまでと同じように対面サポートはありませんので注意してください。
    アイ
    アイ

    今まではショップで店員さんがわからないところを教えてくれたけど、それがなくなるんだね。。。

    右近
    右近

    IIJには以前は画面共有できる有料サポートがあったけど新規申し込みは停止されてしまったんだ。

    IIJmio・日本通信共にオンラインでのサポートのみとなりますが、その分大手キャリアのように店舗を構えてないため安価な料金なのです。
    ただこれは格安SIMに限らず、大手のドコモでも2025年までに700店舗を廃止する方向で、オンラインでの申し込みに集約するとのこと。

    ちょっと脱線
    最近は格安SIMに限らず、大手キャリアでも店舗の閉鎖で「人員に余裕を持たせる・オンラインに移行」の傾向があります。

    電話以外でもJRがみどりの窓口を廃止して、オンラインに移行するなど 様々な所で人からネットへの移行 が進んでます。
    この流れは更に加速するでしょうから、人ではなくAIや電話でのサポート体制に慣れる必要もあるのかもしれません。

    さいごに

    今回の記事ではIIJmioと日本通信の比較をしましたが、悩む部分もあるかもしれません。

    ですので使う用途によって選ぶと選びやすいかもしれません。

    高音質での通話が必須 日本通信のが向く
    基本料に通話がパックされてる方が助かる
    月に1ギガも使わない
    30ギガをコスパよく使いたい
    乗換時にスマホを安く買いたい IIJmioのが向く
    家族でデータ量を共有して使いたい
    40ギガ以上のプランが欲しい
    月によって使う量にバラつきがあるので繰越機能があると助かる

    それぞれ2社とも良い部分が沢山ありますので、あなたが何を重視するのか?で選ぶと選びやすいかもしれません。

    \複数回線利用時にデータ量を共有できる/

    \1ギガ利用なら月額290円/

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