IIJmioには様々なメリットがあるのですが、その内の一つがデータシェア。
データシェアなんて他社でもあるべ?
勿論あるね、ただIIJの場合は家族で使いやすい変わった機能が付いてるんだ!
グループ分け機能は他社にはないIIJmio独自のものですし、グループ分け機能を利用しても無料なんです。 そんなIIJmioのデータシェア、家族で使う際に特に重宝するんじゃないかな?と思いますよ。
この記事でわかること
目次
IIJmioのデータシェアが他社より使いやすい理由
スマホのデータ(ギガのこと)は、家族同士で分け合える会社とそうでない会社に分かれます。
シェアできる回線数が10回線
その点IIJmioはマイネオと同様に最大10回線でデータ量を分け合えるので、 使用するデバイスの数が多いという場合でも十分対処が可能 なんです。
注意:最大10回線までシェアが可能ですが音声SIM(電話番号が付くタイプのSIM)は上限が「5回線」までですので注意してください。
つまり音声SIMを5回線契約したら、残りのSIMは【SMS付きSIMやデータSIM】にする必要があるということです。
でも10回線も必要もないだろう?
普通はね。ただ家族利用にプラスして父である自分がスマホと外出先で使うPC用にSIMを持ちたいとしたらどうだろう?
参考:データシェア料金はかかる?
データシェア料金はかからず、家族がそれぞれ「好きなプランを選び」、その 合計量を家族で分ける ので特にシェア料金はかかりません。
1回線毎に以下の料金がかかる
2ギガ | 5ギガ | 10ギガ | 15ギガ | 20ギガ | |
音声SIM | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
音声eSIM | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
SMS付きSIM | 820円 | 970円 | 1,470円 | 1,780円 | 1,980円 |
データSIM | 740円 | 900円 | 1,400円 | 1,730円 | 1,950円 |
データeSIM | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
シェアするグループを複数作れる
ココが恐らく他の格安SIMと一番大きな差ではないでしょうか?データシェアというと、一般的には2つのタイプのシェア方法があります。
ここで頭を悩ますのが、シェアするグループ内にスマホを使いたい盛りの子供がいる場合。
毎日毎日、YouTubeばかり観てて困るのよね!
でしょ?他の家族の分のデータ量も使われるから困るよね。
この点、IIJmioは考えられてるなと感心してしまうのですが、家族で使うのを見越してシェアするグループを複数作れる機能がちゃんと用意されてます。
データ量が多い少ないと思っても、「【それぞれの回線は月に1回無料でプラン変更ができます】のでデータを細かく調整することができるんです。
子供だけのグループのデータ量を少な目にして、もしデータ量を使ききったら困るよね?
そんな時はデータプレゼント機能を使うといいんじゃないかな?
データプレゼント機能
シェアグループを複数作成した時に、もし他のグループのデータ量が足りなくなった時は【データ量が余っている他のグループからデータ量をわける】ことができます。
子供グループのデータ量が0になったとしても1ギガ220円で買い足す必要はありません。
一人で複数デバイス間でのシェアが可能
IIJmioの場合、家族でデータシェアも勿論できますが、それ以外に一人利用でこんな使い方も可能。
パターン2の使い方はたまにある「通信障害対策」と「仕事用とプライベートの電話番号を分ける」使い方をしたいときに実現可能な使い方。
IIJmioでは【ドコモ回線とau回線】の2つ提供中のため、SIM2枚運用のときに回線を分けておけば、もしも 通信障害が起こったとしても「片方の回線は生き残る」ので通信と通話を継続利用することができます よ。
一人でドコモ回線とau回線でシェアの場合も料金はどうなるんだ?
単純に2回線分の料金がかかるだけだよ!
ただ、一人で複数デバイス、複数回線でシェアであっても「mioIDを同じにする」のはお忘れなく。
余ったデータ量は翌月に繰り越せる
引用元:IIJmio公式ページより
マイネオも10回線でシェアできるのはIIJmioと同じですが、若干の違いがあるんです。
IIJmioのシェア方法 | 最大10回線でその月に付与されたデータをシェアでき、使い切れない分は翌月に繰り越してシェアが可能 |
マイネオのシェア方法 | 最大10回線でシェアが可能だが、付与されたデータ量で使い切れずに翌月に繰り越したデータ量をシェアできる |
ん?違いはなんだ?
IIJの場合は付与された月もデータを繰り越した翌月もシェアできるんだ!
毎月余ったデータ量を繰り越すマイネオ方式ですと、家族内でいずれかの回線でデータ量が余らないとシェアできません。
対してIIJの場合は月頭にデータを付与された時点からシェア開始されますので、 家族内で使う回線と使わない回線が混在していてもシェアできるので無駄がありません。
IIJmioのデータシェアを使う上で注意すること
同じmioID同士でのみシェア可能
IIJmioでは契約したときに、「一人一つmioID」が発行されます。
※一人で複数のmioIDをもつことはできません
そして、IIJmioでデータシェアをする場合は家族同士全員のmioIDが同じにする必要があります。
全員を同じmioID?何の話をしてるのかよく分からんよ。
今現在IIJmio契約者の名義で家族の分を申し込めば、申し込みの段階で名義を変更できるんだよ。
家族全員のmioIDを同じにするには【現契約者のmioIDでご家族の分を契約する必要】がでてきます。詳しくは下記の記事で解説してます。
異なるmioIDでデータシェアしたいとき
IIJmioに申し込む際に家族それぞれが異なるmioIDで契約した場合、後になって他のmioIDに統合はできません。
- 異なるmioIDを変える方法
月末末日はデータシェアできない
月末末尾【例えば1月31日・3月30日・7月31日など】月の末日の1日はデータシェアができません。
以上の方法で対処可能。
旧プランと新プランとのシェアはできない
IIJmioには新プランと旧プランがありますが、旧プランと新プランの組み合わせはデータ量のシェアができません。
旧プランと新プランのシェアできないって不便じゃないか?
旧プランは値段も高い割に使えるデータ量が少ないから、正直選ぶメリットはないと思うよ!
というように旧プランと新プランのギガのシェアの方法が根本的に異なりますし、旧プランを選ぶメリットはほぼありません。
旧プランと新プランのデータシェアの違い
旧プラン | 1枚目の料金 | 2枚目以降の料金 | 4枚目以降の加算料金 |
3ギガ/990円 | 音声SIM/770円 | 4枚目以降+400円(SIM一枚毎) | |
6ギガ/1,672円 | SMS SIM/154円 | ||
12ギガ/2,816円 | データSIM/0円 | ||
※音声SIMは+770円
※SMS SIMは+154円 |
|||
新プラン(音声SIMの値段) | 2ギガ/850円 | SIM一枚毎に左記の料金が必要 | |
5ギガ/990円 | |||
10ギガ/1,500円 | |||
15ギガ/1,800円 | |||
20ギガ/2,000円 |
月の途中でシェアグループから外した回線はシェアできない
月の途中でデータシェアグループから1回線だけを外すと、外した回線は月末までのデータ量が0になります。
- データ量が0になると何が起きる?
速度が300Kbpsだと遅くてつかえないのか?
データ量が0でもバースト転送といって、データ量消費0で読み込みの最初だけ高速通信をしてくれる機能が備わってるよ!
また、【翌月になれば外した回線もデータ量が付与】されるので速度は元に戻ります。
- 月末まで期間があるとき
さいごに
今回はIIJmioのデータシェアが特に家族利用に適したと思われる理由について解説しました。
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